ラブ☆シェア

「はい・・・」


受話器を戻そうとしたけどとりあえず、応えた。


「実さん?俺、隼人、
遊びに来たよ」


遊びにって?!ちょっとっ!


彼にされた事が、
脳裏を掠める。


「ゴメン、上げられない」


モニターに映る彼に
キツい声で言った。


「絶対!迷惑かけないから!
実さんに指一本触れない、誓うから!」

モニターの彼の表情は
いつもの軽い彼ではないよう…


そこまで言われると…


「わかった、約束よ
約束破ったら警察呼ぶから」


そう言ってロックを外した

しばらくして玄関のインターホンが鳴り、


ドアを開けた。


すると、
しばらく会ってなったからか、

雰囲気?


髪型?


何かが変わってた。

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