ラブ☆シェア
「実さん、久しぶり元気だった?」
やっぱり、雰囲気が違う気がする…
「うん、久しぶりね
私は元気よ、どうぞ、入って」
靴を脱いでスタスタとリビングに入っていく。
「あ~、もしかして掃除してたんだ?」
リビングにバケツと雑巾、ガラススプレーが床に置いてあるのを忘れてた。
「う、うん
散らかっててゴメンっ」
置いてあった一式を隅の方へ置く。
そんなことは構わず、
彼はソファーに腰を降ろした。
「待ってて、今、お茶入れるから」
「あ~お構い無く、
実は、実さんに相談があって来たんだ」
「え?私に?」
ソファーに座った彼は私を真剣な顔で見上げた。