ラブ☆シェア
「ゴメン、実、つい興奮して・・・・」
掴んでいた私の手を離し、優しく擦ってくれてる。
リビングに戻り、ソファーに二人で座り、
今日の出来事を、全て彼に伝えた。
「そうだったんだ・・・・
隼人のヤツ、どおりで・・・・
何度もメールが来てたのは、
そうゆうワケだったんだ・・・」
「ね?、心配するコトなかったでショ?」
隣に座る彼の顔を覗きこみ、彼の瞳を見つめる。
「・・・・実・・・・」
覗きこんだ私の頬を彼の両手が包む。
「・・・なぁに?」
こちらに向きを変えた彼、
「なぁ、実、初詣、後にしない?」
「え?・・・・」
答える間もなく、フワッっと、私の体が浮いた。