ラブ☆シェア

「ゴメン、実、つい興奮して・・・・」


掴んでいた私の手を離し、優しく擦ってくれてる。


リビングに戻り、ソファーに二人で座り、


今日の出来事を、全て彼に伝えた。


「そうだったんだ・・・・
隼人のヤツ、どおりで・・・・
何度もメールが来てたのは、
そうゆうワケだったんだ・・・」


「ね?、心配するコトなかったでショ?」


隣に座る彼の顔を覗きこみ、彼の瞳を見つめる。


「・・・・実・・・・」


覗きこんだ私の頬を彼の両手が包む。


「・・・なぁに?」


こちらに向きを変えた彼、


「なぁ、実、初詣、後にしない?」


「え?・・・・」


答える間もなく、フワッっと、私の体が浮いた。




< 201 / 286 >

この作品をシェア

pagetop