ラブ☆シェア
え?、え?
どう・・・したの?
抱き上げた私と共に
無言のまま、自室へと向かう。
この後に起こるであろうことに、微かな予感は感じた。
彼の首に回した手に、ギュッと力がこもって・・・・
彼の部屋に入ると、
そっと、彼のベッドの上に、降ろされた。
ベッドに腰掛けた私の前に跪き、
私の手を握り、
唇が動いた。
「・・・実が、欲しいんだ・・・」
私を見上げる蕩けそうな彼の瞳が、私の心を熱くさせた。
私の頬は、火照ってるはず・・・
でも、両手を握られてるから隠せるはずもなくて・・・
「・・・うん・・・わた、・・・っん」
返事の途中で、
すでに私の唇は彼の唇に塞がれていた。