ラブ☆シェア

やっぱり、


珠樹のキスが好き・・・大好き・・・


何度も、触れては角度を変えて
包みこむようなキスが
しばらく続いたかと思うと・・・


トンっ、と皺のないシーツの海に倒され、


仰向けになった私に跨がり
彼の両手は私の横で支え
近づく瞳で甘く見つめる。


もう一度、私の唇に彼の唇が重なると


今度は、
息も出来ないようなキスに襲われる


口内で二人の舌が絡まって、甘い痺れが背筋を走る。


「んっ…っぁ…ぁ」


角度を変える隙間から、呼吸をしようとするけど、彼がそれを阻む。


キスだけで
こんなにも私を翻弄させる彼を、


また好きになる…


「んっはぁ…っぁ」


ようやく唇が離され私の肩が上下する。


私の髪を、頬を撫でながら、


唇は首筋から鎖骨へと流れるように移動する。


私の名を呼びながら、彼の吐息が肌にかかる度、


私の吐息も熱く、甘さを増していく。




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