ラブ☆シェア
「実の言うとおり、高校の時の彼女だよ、
5年ぶりに会ったけど・・・
何だろう・・・あんなに好きだったのに、
正直、何の感情も沸かなかったよ」
『好き』という、言葉がズキンと胸に刺さったけど、
今は、目の前にいる彼は、私を選んでくれてる。
「でも、彼女は・・・珠樹のこと、まだ想ってるんじゃ・・・ない?
だって・・・・私、見ちゃったから・・・・その・・・・」
そう、彼女が彼の胸の中に飛び込んだところ・・・・
「不安だったろ? ホントにゴメンな、実、
あいつ、希(のぞみ)って言うんだけど、
結婚して、こっちに来たらしいんだ。
今、ダンナと揉めてるらしくて、
それで、久しぶりに会った俺に、泣きついてきたんだ
だけど、
もう、俺にはどうすることも出来ないしさ・・・」
「そうだったんだ・・・・」
余計なことばかり考えてしまった自分がとっても恥ずかしい。
「俺には、もう、実しか見えないからさっ」
そう言って、
私の首筋に、彼の唇が吸いつく。
「・・・っ・・・んっ」
「実、俺を信じろよ、
でないと、明日、滑んないで一日中、実を抱き続けるよ
実に触れるの久しぶりなんだからさ」
えっ?!
一日中は、私の身体がもたないでショっ・・・・
「信じる・・・から・・・、んっ・・ぁっ」
あっと言う間に、浴衣を剥ぎ取られ、
彼の身体を受け入れて、
胸の奥の不安を掻き消してくれるように、
彼は、何度も快感を与えてくれた。