ラブ☆シェア
「これって・・・カギよね・・・」
しばらく、私は考えた。
「もしかして、あの不倫男の?!」
「ちょっと、その言い方ヤメてよぉ」
「実! あんた、いい加減に、あの男とは別れなさい!って言ってんでしょ~」
「美耶子、大丈夫だって!美耶子こそ、剛史くんと早く結婚したら!」
「私のことはい~の! でも、このまま続けていくと、実が、悲しい想いするわよ」
ホントにそうだ。実は、私の知ってる限り、悲しい想いばかりしてるから・・・