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「美耶子の学校のコだし、無下にできないでしょ 別に悪い子じゃなさそうだったし。美耶子の株もあがるでしょ?」
『悪いわね、恩にきるわ、ありがとー、』
「でね、 どうしよう?」
『何が?』
「悠二にどう、説明したらイイ? 私がルームメイト捜してたの、知ってるのよね・・・」
『んーーー、そうねぇ・・・・ よし、私の【いとこ】ってことにしといて』
「わかった。 悠二に聞かれたら、そう答える」
『それより、実、悠二さんと間違えて襲わないようにねっ ふふっ』
「ヤメてよーーー、ありえないってーーーー」
『向こうも男だから、せいぜい、気をつけなさぁ~い ふふふっ』
「んもうっ」
ピッ
からかう美耶子の声を無視して、携帯を切った。