ラブ☆シェア
カナタといい、隼人といい、
勝手にやってくれ、もう!
眠りが深くなる寸前、マンションに着いた。
「おい、ミズキっ! 着いたぞ、」
「ん?あぁ・・・」
「由梨ちゃん、おぶってくれ、俺が支払っとくから」
「あ、あぁ、由梨、由梨?」
「んーーー、珠樹のばかー」
「また、それかよ」
俺は、由梨をおぶってマンションの入り口に向かった。
支払いを済ませたカナタも追いついてきて、
入口で、暗証番号のキーを押し、自動ドアが開いた。
エレベーターに乗り、部屋の玄関に着いた。
「悪い、カナタ、後ろポケットにカギあるから出して開けてくれ」
俺のポケットから部屋のカギを出し、開け、中に入った。