ラブ☆シェア
「ゆ、誘惑って・・・私、何もしてないわよ」
んーーー、なんなのかしら?
「言い間違えました、珠樹に近づかないでください。お願いします」
私に、深々と頭を下げる、美人の彼女。
察するに・・・・市井くんが好きなワケだ・・・
「心配いらないわよ、私にはちゃんと好きなヒトいるし、悪いけど年下に手を出すほど困ってないしね」
彼女にウインクして、返事を返した。
「ありがとうございます。 朝からごめんなさい」
またまた、お辞儀をする彼女。
《よっぽど、彼が好きなのねーー根は悪いコじゃなさそうだし・・・》