ラブ☆シェア
「ね、朝食作るの手伝ってくれない?
あ、その前に、服、シワになるから、私の貸すから着替えてきたら?
その様子じゃ、お風呂入らずに寝たでしょ?
目覚まし代わりにシャワーしてきたら?」
部屋から着替えを持ってきて、彼女に渡した。
「洗面所とバスルームのもの、使っていいからね。ゆっくりしてきて」
「ありがとうございます。お借りします」
着替えを持ち、バスルームへと入っていった。
「さてと、ご飯の準備、するかなー」
冷蔵庫を開け、材料を物色していると、
「あの・・・」
「うわぁっ」
背後に、市井珠樹が、ぼぉーっと突っ立っていた。