ラブ☆シェア
「なに、もー、また驚かさないでよー」
ホントにビックリしてしまい、
大きく、深呼吸した。
「あ、スミマセン」
頭をポリポリと掻く、市居珠樹。
「勝手に、友達入れて、スミマセン・・・・ あ、あの、ラブホ代わりになんて、
使ってないですから・・・・」
またも、頭を掻く。
「ははっ、そんなこと気にしてたの? 男が2人、リビングに寝てたら、そんなこと思わないわよ、彼女だって、君の部屋にいたんだしー、もしそうだとしても、それで驚くこともないし、何か言うつもりもないからー」
彼に返事をしながら、キッチンに戻った。