草食系部下と私様上司②
俺のそんな空気を読み取ったのか


「そっ…。よし!
今夜、ご飯行かない?お姉さんが奢ってあげよう。」


「いい…です。」


「鶴見君、無理すんな!!
しんどい時は、美味しいご飯食べて、気分変えな?」


ふんわりと笑いながら、俺の肩をポンと叩いた。


「…ですね。」


笑う元気も無いなんて、ホント情けないよな。


何で…あんな事したんだろ。


何…好きな女泣かしてんだろ…。



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