草食系部下と私様上司②
「あ、上川さんお疲れ様でした。」
仕事を終えた上川さんが、調度部屋を出て来た。
「お疲れ様。」
笹岡さんは見るけど、一度も俺を見ようとはしなかった。
ズキンッ
俺も見れなくなった。
もう……
優しく微笑みかけてくれた上川さんは……何処にもいない様な気がして…
上司と部下…。
ただ、それだけ…
いや、それ以外の関係なのかも知れない……。
そんな関係にしてしまったのは、俺なのに……。
仕事を終えた上川さんが、調度部屋を出て来た。
「お疲れ様。」
笹岡さんは見るけど、一度も俺を見ようとはしなかった。
ズキンッ
俺も見れなくなった。
もう……
優しく微笑みかけてくれた上川さんは……何処にもいない様な気がして…
上司と部下…。
ただ、それだけ…
いや、それ以外の関係なのかも知れない……。
そんな関係にしてしまったのは、俺なのに……。