草食系部下と私様上司②
そんな、おちゃらけた話しをしながら、笹岡さんを家まで送った。


「有難う。」


「いえ…。」


帰ろうとした時。


「ねぇ、鶴見君。」

「何すか?」


何も考えずに振り返った。


「………!!」


一瞬、何が起きたか分からなかった。


でも、これって……チューだよな…?


何で?


俺、笹岡さんにキスされてんの?


唇が離れた。


「好きなの。」


………………?


……俺?


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