愛してました



「はぁ、やっと終わった!」


「キツかったなー」


入学式が終わると、
夏と二人で色々会話をしていた。


「ねぇねぇ!もしかして、桜寮の人ー?」


すると、後ろから可愛らしい声がした。


「え…?あ、はい」

と言いながら、後ろを振り向くと…


「あっ、初めまして。
木嵜瑠那です。私達もいちお、桜寮なんだ!」

一人の少女は、おっとりしていて
とっても可愛かった。


「瀬戸鈴ってゆーの!
鈴って感じで呼んでねっ!」

もう一人の少女は、なんか…
不思議っ子って感じで、天然っていうイメージがわく。

「あぁ…うん、よろしくね!
私桜田彩夏。彩夏って呼んで!」


「あ、うち、佐々木夏!
よろしくねー」


二人でちゃんと自己紹介をした。

桜寮には…4人女子がいるってことかぁ。


え?でもじゃあ、太陽男一人?

っなわけないよね。

ちゃんと男子はいるでしょ!



「じゃあ、4人で帰ろうよ!」

と、鈴が明るく言う。


「「うん!」」

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