愛してました
「…あ、ここだ!」
やっと着いた…
..ガチャッ
「うわー…!きれー…」
ドアを開けると、きれいに
整頓されていた部屋があった。
…もしかして、こんなとこ1人占めできるのっ?
「めっちゃ新品って感じー!」
そして、私はベッドに倒れ込んだり、
独り言を言ったりしていた。
すると、誰かが部屋に入ってきた。
..ガチャッ
「おい、早く来いよ。
入学式みたいなのがあるって」
入ってきたのは、
太陽とかいうやつ。
…入学式、って。
お母さんとか来るんじゃないの?
ていうかお母さんとか来てないし、
こんな遅い時間から…
「おい、聞いてんのか。」
「あっ…ねえ、今何時?」
「今7時半ですけど」
…え?
7時半って…まだ7時半?
ってことは
私早く出すぎたのかな…
っま、いっか。
「分かった、ありがと。
今行く!」
「おう」