やい、そこの美少年。




ピンポーン


あ、きた。
私はあまり社交的ではない。
だからこの家に訪れるのは担当である中川か…セールスぐらいだ。


「おいっ早く開けろ!原稿出来てんだろっ?」



ほうらきた。


しかもドンドン叩くもんだから煩い。



「ねえ、中川って奴常識ないの?」



「あるように見える?」



「…原稿ってことは担当かなにか?」



「そ。私の担当サマ」







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