やい、そこの美少年。



聞きたいことは山ほどある。
なんで倒れてたの?とか家族は心配してないの?とか。


でもなんとなく聞けなくて。


「話しくらいならいつでも聞いてあげるから。」



「…うん。」



「まあ一人より二人のほうが楽しいし、今の私には由輝は必需品なんだから、あんまり気つかわないでいたいだけ居なよ。」



ケラケラ笑いながら散歩道を歩く。



「そのかわり家事はよろしく…っへ!?」













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