やい、そこの美少年。
「…?食料品も日用品も今日買ったんだけど。」
あーもう、わかってない!
「いつもお世話になってる由輝にご褒美兼お礼のプレゼントをしたいの!」
「…さっき言ったことそれで誤魔化そうとしてない?」
まあ半分位はそうだ。
「ふふふ。じゃあ行こうよ!」
早速準備にとりかかる。
えっと軽く化粧して髪の毛もまとめてあとは…
「ちょっと!あんたバカじゃないの?今の時間考えてから準備しなよ。もうすぐ7時だよ?どこに行くつもりか知らないけどそろそろある程度の店は閉店してるんじゃないの?」
あっそういやそうだ。
食べに行くならまだしも、こんな田舎でこの時間だとほとんどの店は閉まってるはず。
もう少し町まで行ったら遅くまでやっているだろうけど…
行くまでに結構時間がかかるし今日は無理かも…。
それに由輝が何が欲しいかわからないし。