やい、そこの美少年。
いくら考えても私にわかるのは由輝が変ってことだけ。
ならばもう聞くしかない!
「実行しないといけないってどいいうこと?」
それまでまたぼんやりしていた由輝は、私の質問を聞き取ると共にハッと我に返った。
「別に。何でもないよ。それより今日はもう買い物は行かないよね?」
「あっうん、明日時間あるから明日にすればいいかなって…。」
「じゃあ明日にしよ。お風呂沸かしてくるから。」
そういって由輝はリビングから出ていった。
そっけないなあ。
でも明日の買い物には付き合ってくれるみたいだし、いっか。
まあ付き合ってくれるというか由輝のものを買いにいくんだけどさ。
明日どうしようかな。