やい、そこの美少年。



「歩ける?」


「歩ける…けど…腹減った…。」


「私ん家すぐそこだから。ほら…いくよ!…君名前は?」




「ゆ…うき。」





「私は響。まあ好きに呼びなさい。」


「うん…。ありがとう…響。」




うわっかわいい…


にこっと笑った顔はあどけなくて、でも綺麗で、私は自分の頬が紅潮していくのを感じた。





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