やい、そこの美少年。




にやりと笑って答えが決まっている質問を投げかける。


いくら由輝が家事全般をやってくれているからといっても、この家は私の所有物だ。



故に全ての権利は我にあり。



「~っ!あんたなんか大嫌いだ!」



「ははははは!ごめんごめん。意地悪し過ぎた。これでも感謝してるのよ?」



「…ふんっ。…俺は大嫌いだっ!」



「はいはい。」



かわいいやつ。
弟がいたらこんな感じなんだろう。






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