アナタハシニマシタ
大学二年生も半分以上が過ぎた十一月二十日。月曜日。



修は事件に巻き込まれた。



午前九時二五分。




交差点を渡ろうとした所、猛スピードて信号無視をした車が交差点に侵入。




たまたま横断中の修を引いて走り去った。ひき逃げだった。



強い衝撃が修の体を襲った。何も出来ずアスファルトに強く体を打ち付けた。




物語の始まりはそこから四日後の事であった。



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