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それから向こうの電話が
切れたのがわかった。


〝明日会えないかな〟


「 …潤 」
「 ん? 」

「 明日、会えないか、
って言われた.. 」


さっきいきなりで
動揺しすぎて、先輩に
「はい」しか言えなかった。


「 おお、よかったじゃん 」

「 あと!!話あるって!
告られちゃうかもーっ 」

「 だな 」


相変わらずそっけない潤。

そんな潤をよそに、私は
明日の準備をする.と言って
自分の家に戻った。

すぐに風呂に入って、
1枚1000円くらいの高い
パックをしたり、

ストレッチやマッサージ、
小顔ローラーを実施した。


「 今そんな頑張ったって
間に合わねーよ 」

「 今からでも..ってなんで
潤がいんのよ! 」


小顔ローラーで頑張ってる
私の横に、いつのまにか
潤がいた。

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