両想いMiracle
「んー、実月はどっか行きたいとことか無い?」

「どこでもいいよ」

愛理だけに聞こえるようにポソリと呟いた。

「実月ー、男がいるからって
そんなにテンション下げないでよー…」

「だって…」



「…せっかくのクリスマスなんだから楽しもうよ」

そう言ったのはタケくんだった。

「おぉ!?タ、タケ!?」

そして何故か瞬くんがビビっている。

「瞬、どしたの?」

愛理が瞬くんに聞くと、
瞬くんは、
「だってコイツ超人見知りだから
まず自分から声かけねーんだよ!
俺タケから発言するの初めて見たかも!?」

「ふーん?変なの。」

愛理が嫌味そうに言ったから
タケくんも嫌な風にとったわけで、

「変で悪かったですね。」

そう言ったら愛理が怒った

「は!?悪いとか言ってねぇし!
何なのコイツ。意味分かんない」

「まぁまぁ…そこ、喧嘩しない」

瞬くんが中に入るとすぐに収まった。

…さすが瞬くん?
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