君と出逢えた奇跡
だけど、

着くといきなり梓ちゃんが
見せ付けるかのように
甘え始めた。


しかも、
あずみが見てるところでは
オーバーなくらだ。



やめろなんて言えるわけもなく、
あずみの方を向くと
傷ついた顔をしてるのに
何にもできない自分が
すっげぇ惨めに思えた。


それから、
梓ちゃんの部屋に行って
少したったくらいに
梓ちゃんに

「キスしよ??」


正直なんとも
想わない相手とするキスほど
虚しいもんなんてなぃよな。

「俺、梓ちゃんに話したいことが
あるんだよ。」


俺はぃま言うしかなぃと思った。

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