ファーストキスは蜜の味。

「きょ…っ
――…羽深センセイ」

「んだよ」

あ、恭兄モードだった?


せっかくセンセイって呼んだのに不機嫌そうな声が響く。



「今日一緒に帰ろ?」

どうせ一緒の方向なんだし、つきあってるんだもん。

……イイよね?


みると、恭兄は怪訝そうに眉をよせた。

「ここが学校と知ってての台詞か?」



……はい。
――…そうですよね。


考えなしのあたしが悪かったね!!!!

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