オトコノコの気持ち!



「ね?」


「………」


「校長、私が東堂を薦めておいてなんですが、やはりこれはリスクが大きすぎます……。私も始めは興味本意でのった話ですが、本人が嫌がる用なら――――」




「あたしが行ったら、
高校卒業させてくれますか」




「東堂……お前、」


「さっきの約束は全て絶対、喫煙してたことも三者面談で親にいったりしませんか」



眼を輝かせた校長は、弾かれたように威勢よく即座に断言してくれた。



「勿論!約束するよ!
ね、小林先生?」






「………なら―――」

「喜んで、行かせていただきますわ!」



…同じくらい、あたしも眼を輝かせて。


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