【続】王子様とお姫様



「好きだよ」



「…えっ!ンンッ!」



引き寄せられたかと思ったら唇を塞がられた



しかもいつもみたいな軽いキスなんかじゃなくて


口の中に舌が入ってくる


どしたらいいのかわからなくて


愛武に合わせるしかなかった



「っ…ハァ…ハァ…」



唇を離すとすぐに愛武の匂いに包まれて


腕の中に抱き締められてるんだって分かった



「まっ愛武?」


全てがあり得なくて理解出来ない



「今日俺ん家来るんだろ?

覚悟しろよ?」



って耳元で囁いた声がすごい色っぽくて



胸のドキドキが止まらない



どうしよう、どうしよう



“好き”だなんて言葉に表せられないくらい



本当にこの人のことが大好き







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