お菓子の犬小屋
―――――と、
みんなの紹介はこれくらいにしておきます。
そんなことより、八条君!
「はぁあ、八条君とお友達になりたい~」
「………」
「……話しかけてみたら?」
『また始まった…』
みたいな顔して、みんなは顔を合わせた。
そんな中でアキちゃんだけがクールフェイスで答えてくれた。(クールフェイスな割に顔の作りは甘めである)
…だって!
あたしはちょっとふてくされて保健室に行くと言った。
自分が無茶苦茶言ったってわかる。八条君のことになると、あたしはいつもこうだ。
(やんなる……)
今は5分休みで、次はあたしの大好きな先生の授業(国語の羽柴先生)。
だけど………
みよちゃん(保健室の先生)のとこにトボトボと向かう。