青い空、誓った想い
朝のホームルームが始まると、浜島先生はさっそく私が作ったクラスの自己紹介冊子を配っていた。

クラスのみんなは近くの友達と話ながら夢中で冊子を読んでいる。


そんな中、冊子を作りながら見飽きるくらい読んでしまった私は、何故か工藤先生のことを考えていた。




さっきの笑顔もやっぱりどことなく寂しそうで、気になってしまった。



なんであんな風に笑うの?




1人で考え込んでいる間に、いつの間にかホームルームは終わっていた。
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