青い空、誓った想い
無視するわけにもいかず、振り向いた。



「何ですか?」


「せっかくコーヒー入れたから飲んでいって」


「へ?」




用もなく、コーヒーを飲んでいけって何?




「はい。こっち座って」

ソファを指差して言う先生。




「あの、私ちょっと急いでるんですけど」


「そうか。じゃあ5分だけ」




先生がにこっと笑うから、何だか断れなくてコーヒーを飲んでいくことにした。



先生の笑顔にはやっぱりドキッとしてしまう。
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