青い空、誓った想い
先生は本当に宮本さんが好きなんだ。



あんなふうに悩むくらい、真剣な気持ちなんだ。






封印しきれなかった先生への想いが、涙となって溢れだす。




昨日枯れるんじゃないかってくらい涙が出たのに。



現実を突き付けられると、なくなったはずの涙がまた流れる。






校舎の外は夕方になっても暑い。


まだ沈まない太陽が夏を感じさせる。



涙を拭って、家に帰った。
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