kakera




君と会ったのは、
寒空の下。


初めて会った君は、


寂しげで
寒そうで


壊れてしまいそうで



まるで、捨てられた猫だった。





君のその顔を見ていたら
よくわからないけど
ほっとけなくなったんだ。




一緒にね
居てほしくなったんだ。





そう感じたのは
私たちがずっと昔から
繋がっていたから



私が君を


必要としていたから。







hina / しゃんぷー より





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