おバカ彼女&天才彼氏
「栗原。どんくらい出来たか?」
シャワーから出た五十嵐君が私に聞く。
五十嵐君がシャワーを浴びてる間、私はさっきの五十嵐君の裸を思い出していた。(←相当な変態)
やっぱカッコいいな♪
「あー、えっと、後は餃子焼くだけかな」
「んー、分かった。俺は何をすればいい?」
「別に手伝わなくてもいいよ。休んでてもいいし」
「いや、何か手伝うよ」
「えっ、いいの?」
本当に良かったのに。
まぁ、手伝ってくれるんだったら、手伝ってもらおう。
「じゃあ、お皿並べたり、お茶用意したりしてくれない?」
「ああ。分かった。……でも、俺雑用かよ。だりぃ~」
「えっ、手伝うって言ったじゃん」
「まぁ、やるけどよ」
な、何なのよぉ~!
手伝うって言っときながら、雑用はダルいって…。
何がしたいんだぁ…。