あいつとわたしのヒ・ミ・ツ
家に帰ってきて
ご飯を食べていると
メールが届いた。
「誰だろ?」
ケータイに表示された名前は永江大和。
「ハァ。奴だ。」
メールを見てみる。
件名 なし
本文
今日の予定はなんかある?ヒマだったら俺の家で明日のために勉強しない?
ハァ?
なんでわたしがあんたと勉強しなきゃなんないの?
そうおもい、すぐ返事を
返した。
件名 なし
本文
なんであんたと勉強しなきゃなんないの?
送信完了
またご飯を食べ始めた。
2分後。
件名 なし
本文
いいじゃん別に。
おれはお前と勉強したいの。
1回ぐらいいいじゃん。
減るもんじゃねーし。
たしかに
減るもんじゃないから
1回ぐらいいいか。
そう思い返事をかえした。
件名 なし
本文
1回ぐらいならいいよ。
送信完了しました。
1分後。
ブーブー。
メールが来た。
今回は返事が
やけに早いな。
そうおもいながらメールを見る。
件名 なし
本文
本当!?
マジで!?
嬉しい〜。
じゃ、13時に星の上駅で待っててね。
「13時って…
もうすぐじゃん。
早く準備しないと。」
急いで準備をして駅まで向かった。
無事駅に到着した私。
「なんとか間に合った。」
そして永江大和もすぐに来た。
「ゴメン。待った?」
「今、来たとこ。」
「そっか。よかった。」
「じゃ、いこうか。」
「うん。」
車は少し離れたところに止めたらしく私たちはそこまで歩いている。
私たちの姿がみえたのか
運転手ぽい人が
降りてきてドアを開けてくれて私たちは乗った。