あいつとわたしのヒ・ミ・ツ


今、私は永江大和の家に向かっている。

私は、というと

結構緊張してます。


そして

永江大和がなせが

気になる。


だって、超ーかっこいいんだもん。


どうも私は

制服の永江大和よりも

私服の永江大和の方が

好きみたい。


まるで別人に見える。


ついつい

見とれてしまった。



そんな視線に気づいたのか


「なに?俺の顔になんかついてる?」

「ううん。別に。」




そんなことを考えていると家に着いた。

そして
私はびっくりしてしまった。


だって

家が超ーデカいんだもん。

永江大和が

家のドアを開けてくれて

「どうぞ。」

そのときの笑顔が

胸に刺さった。

「ありがとう。」

私、今絶対顔赤くなってる。
どうしよー。




部屋案内するよ。

そう言って
階段を昇っていく。


「ここが俺の部屋。」


ドアを開けてくれて
またもや

「どうぞ。」と言ってくれた。

とりあえず
部屋の中に入ると

大きい部屋で

シンプルな部屋。

きれいに整理整頓されていて床にはゴミ1つおちてないほどのピカピカの床。


「あそこで勉強しようか」

「うん。」

私は少し戸惑いながらも
勉強を始めた。



15分後。


コンコン。

「はい。」
永江大和がそう言ったらドアが開き、女の人がお茶とお菓子を持ってきてくれた。

その女の人は
とても綺麗で美人な人。
おまけに160センチ以上あると思われる長身。


その人はお茶とお菓子を置いていくと
「大和と仲良くしてくれてありがとうね。それじゃ、ゆっくりしていってね。」
「はい。ありがとうございます。」
と、私は一礼した。


女の人が部屋から出ていったら私は永江大和の服を引っ張って

「今の人誰?」

「誰?っておれの母ちゃん。」

「お母さん!?全然みえないよ。若すぎ。」

「俺の母ちゃん見たことない?」
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