春夏秋冬


あの指輪とピアスがキラリと光り


心に強く突き刺さる。


一緒にいるのが当たり前。


なんて、今になってはわからない。


当たり前なら、一緒にいてよ。




ねぇ・・・春哉?


今、この空を見ていますか?


この空で私たちは繫がっていますか?




答えは届くはずもなく、自分の耳へと


戻ってくる。





「スキ」





この言葉1つで安心できるのに。


・・・バカみたい。





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