春夏秋冬
とか、言いながら・・・
実はすごく怖い。
せっかく、現実逃避してたのに
急に、現実にもどされると
また、涙腺がゆるんで涙が視界を塞ぐ。
「誰か・・・助けてよ」
雷がごろごろと鳴る中、この状況は
あたしにはどうにもできなかった。
「おーい」
「しーなぁ?」
「いたら返事してー!」
・・・・!
・・・・人!?
「ココだよ!!
あたしココ!!」
ドアをめいいっぱい叩く。
それに気づいたのか、鍵を簡単に
開けてしまった。
「紫奈!!」
ドアの先には、あたしのダイスキな
春哉と、空と、洋がいた。