春夏秋冬
・・・忘れてた。
てか、元はと言えば春哉が悪いんじゃん。
でも、やっぱやめた。
春哉は悪くないもん。
如月ってやつが悪い!
「あの~、お取り込み中悪いんだけど
紫奈ちゃん、とりあえず戻ろう?
雷やなんでしょ?」
あたしは、うなずく。
「じゃあ、行こうか」
そういって、歩きだす三人。
あたしも、立とうとするが・・。
・・・ん?
もう1度試してみる。
・・・・立てない。
「まって!!」
自分なりにでかい声。
「どした?」
春哉が1番によってくる。