春夏秋冬


「わかった。
あたしも信じるから。
ダイスキだから、信じるよ?」


春哉はあたしに、口つけた。


久しぶりのキスは、涙でちょっと


しょっぱかった。


でも、あたしの心の中にある不安を


きれいに消してくれた。




「なんで、この前倉庫来なかったの?」


「それは・・・・・・」


「それは?」


「一ヵ月後のお楽しみ!」


「え~、やだぁ。」


「あっ、来週の金曜~日曜あいてるか?」


・・・・なんも、」なかった気がする。


「うん。あいてるよ。なんで?」


「俺、実はな、
ハワイ3日8人無料招待券当てちまった
から、みんなで行かね?」







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