春夏秋冬


「あら、おかえり。」


「おまじないやってきたよ。」


このおまじない美春さんが
教えてくれたんだ。


「誰にもみられなかった?」


「多分へーき」


「よかったわね」


「うん♪」


そしてあたしたちは高級ホテルに
戻った。


部屋は1人1部屋だった。


広すぎるベッドにお風呂。


史上最大級!!


お風呂に入ろうとした。





・・・・ない。


・・・・春哉がくれた指輪がない。


・・・初めてもらった星の指輪。



・・・嘘。



・・・嘘でしょう?


あたしは、部屋を探し回る。









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