春夏秋冬


「大丈夫だよ、一人暮らしだから」


「あっ今日、紫奈ん家泊まろーぜ?」


春哉が言い出す。


春哉は言い出すとOKしてくれるまで、
言い出すから断れない。



「決定~☆」




春哉はそう言って、車を出す。


真っ黒いべンツの高級車。


車はあたしの家に向かってる。


まぁ、いいんだけどね?


家に1人って寂しいし。


あたしたちはその日、あたしの家で


雑魚寝して一夜を過ごした。







< 23 / 166 >

この作品をシェア

pagetop