春夏秋冬



「…ん、朝か…」


あたしは目を覚ます。


風呂入ってない。


…体気持ち悪い。


ってか、みんな寝てるし。


あたしは起こさぬように、


抜き足で洗面所へ向かう。




…楽しかったなぁ。


あたしにも仲間が出来たよ。


友達と呼べる人。


自分で作った扉。


鍵も壊した開かずの扉。


でも、こいつらのおかげで鍵穴が出来たよ。


…やっと。


無邪気に寝てる、あたしの友達。


あたしは、嫌われる行動ばかりしていて、


人を遠ざけようとしたのに。


こいつらだけは違った。


あたし、こいつらを信じるよ。


こいつらといるのが好きだから。


素をさらせるから。


あたしは顔を洗い、洗面所を出ると


みんなまだ寝ている。


仕方ない、コンビニ行くか。


あたしは朝飯を買いに行く。


いつものフルーツジュースを買う。


まぢこれないと、朝が始まらない☆


買い物を済ませ、家に帰るとみんな起きていた。




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