春夏秋冬

ぶち切れ



ある日、あたしは春哉たちと学校に行った。


春哉たちも、あたしが行くから来てくれた


だが、春哉たちはタメではないから


教室にはもちろんいない。


教室では、世間で言うイジメがあった。


今日の朝だってそう。


上履きがなかった。


あたしは履かずに教室へ行く。


机にはマジックで書かれた




「死ね」の文字




仕返したくて、たまらなかった。


なのに、犯人がクラス全員だから出来なかった。


毎日、暴言、暴力ばかり。


本当は学校になんて行きたくなかった。




でも、春哉たちに心配かかるから出来なかった。





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