音足猫日

てけてけ



こたつの上の
まあるいそれは


華さけば


甘酸っぱさを届けてくれる
橙の恵み


足元の温もりもまた
僕を温める橙


冬はまだまた続きます


恋しい君
隙間を埋める橙の光


ねぇいつか


桃色に変わるまで




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