bitter×milk
待ち合わせ場所は、ただの公園。


到着数分で彼は来た。



背が高くて、顔もカッコよくて、
黒髪で...


如何(イカ)にも、モテそう....。



そんな人が、私の事を好きだと。



会った瞬間、私はこんな人と釣り合わないと思った。



それに、素の自分...


それが、バレた時が怖い。




それだけ。





ただそれだけの為に、彼をフッた。








『ごめんなさい。』





それしか、言えない。


けど、そんな言葉も出ない。


情けなかった...



けど、彼はこう言った。

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