ヨワムシレンアイ
幸いにも先生は出張でいなくて
ベッドも空いていた。
「はぁ・・・」
あ・・・
ゆかりに保健室にいるって
先生に伝えてもらわなきゃ・・・
あたしはケータイを取り出して
ゆかりにメールをした。
【ゆかり~
具合悪いから保健室にいるって
伝えてもらえるかな?】
数分で返事が返ってきた
【わかった~☆
大丈夫?無理しないでね(´・ω・`)】
メールが終わると
布団の中にもぐった
なんだか急に寂しくなって
泣けてきた・・・
「っふ・・・りょう・・・ひくっ・・・」
別れを告げたのはあたしのほうなのに
まだりょうを好きな自分がいて・・・
情けなくなった
いつのまにかあたしは
寝てしまった。