運命の彼は16歳上の山形訛り
色んな人とあった。やっぱり30代の人が多く、mailで動画をやり取りしたり、隣県の山形から高速で来てくれる人もいた。
いつもサイトで掲示板で目についた人を片っ端からmailをして返ってきた人と会うという感じだ。
またサイトで掲示板を覗いていると1つの文章に目が止まった。
たけよん『真面目に付き合ってくれる方を探しています』


こんなこと書いても結局はHしたいだけなのよ

「私も真面目に探しています。よかったらmailください」
と、辺りがいいように書いてmailした。
他にも何件かmailをしたりしていると
夕方になってmailの着信音がなった。
「"たけよん"どんな人だったっけ?」
今日は3人に同時進行でmailをやり取りしていたので、疲れていたのかあまりやる気がしないまま返信した。
「mail有り難うございます、たけよんさんよろしくです」
たけよん『愛さんこちらこそ宜しくお願いします』
「私は19なんですけど、たけよんさんは何歳ですか?」
たけよん『自分は35歳です。愛さんは歳の差って気にしますか?』
私はまた一時的な付き合いだと思っていたのともともと年上がすきだったので
「私は気にしませんよ、逆にたけよんさんはどうなんですか??」
と返した。
たけよん『自分も気にしません。二人の気持ちが大事だとおもいます。』
思い出した『真面目に恋人探している』って掲示板に書いていた人だ。確かに文が丁寧で真面目そうだけど、いつ本音がでるのかな・・・。
「サイトじゃ大変だから直メしませんか?」
いつも男性は早く直接会いたくて直メを望んでくるので、自分からアドレスを教えることにしてた。
すると、少し時間がたってから返事が返ってきた。
たけよん『そんなことして大丈夫ですか?まだmail始めたばかりなのに』




あれ?食い付きが悪いな

「大丈夫ですよ(*^^*)mailしましょうよっ」
たけよん『それならいいです』
< 5 / 8 >

この作品をシェア

pagetop